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珈琲を飲む時間について、考えていること。

珈琲の味が好きです。
おいしい珈琲を飲むと、それだけで気持ちが少し落ち着きます。

お湯を沸かして、
豆を挽いて、
静かに珈琲を淹れる。

その間、
特別なことを考えているわけではありません。
おいしく淹れることだけを考えています。

そうすると、
自然に呼吸が整う。

いつからか、
その感覚が心地よいと感じるようになりました。

目次

珈琲を飲む時間について考えるようになったきっかけ

もともと、
珈琲は生活の中に自然にありました。

朝、出かける前。
仕事の合間。
夜、少し落ち着いた時間。

飲まない日もあるし、
特別に意識していたわけでもありません。

でも、
焙煎をするようになってから、
少しずつ見え方が変わってきました。

豆を選び、
焙煎して、
淹れて、
飲む。

その一連の流れの中で、
「飲む」ことだけでなく、
そこに至る時間そのものが、
とても大切に感じられるようになりました。

記憶に残っている珈琲会の時間

先日、珈琲会を開きました。

数種類の珈琲を用意して、
ハンドドリップで淹れながら、
みんなでゆっくり飲みました。

「この酸味がいいですね」
「さっきのより、こっちの方が好きかも」

そんな会話をしながら、
味の話だけでなく、
いろいろな話をしました。

そこで感じたのは、
おいしい珈琲があることで、
自然と場が整っていく
ということでした。

珈琲が話題のひとつになり、
場の雰囲気が、少しやさしくなる。

珈琲があることで生まれる空気

そのとき感じたのは、
珈琲が話題の中心になっているというより、
場の空気をやわらかくしているということでした。

沈黙があっても、
気まずくならない。

話したい人は話し、
聞きたい人は聞く。

珈琲があることで、
その場に「急がなくていい理由」が
生まれているように感じました。

いくつかの出来事を通して思うこと

父が退職してから、
家にいる時間が増えました。

私が焙煎した珈琲をプレゼントしたところ、
「おいしい珈琲を飲んでいるときが、
今は一番幸せだ」
という一言がありました。

また、知り合いから、
カフェで珈琲を飲みながら
本を読む時間があることで、
夫の病気や自分の病気のことを忘れ、
気持ちを保てている、
という話を聞いたこともあります。

仕事や家庭のことで、
気持ちが追いつかなくなった友人のことを
思い出すこともあります。

そして、
子どもが生まれてから知った、
子育ての大変さや、
一人で過ごす時間の孤独。

それぞれ別の出来事ですが、
共通しているのは、

少し立ち止まれる時間があるかどうか
なのだと思います。

珈琲と、その時間について

珈琲は、
何かを解決してくれるものではありません。

でも、
ほんの数分、
気持ちを落ち着かせてくれることはある。

自分にとっては、
その時間がとても大切に感じられます。

だから、
珈琲を飲む時間について、
こうして考えるようになりました。

おわりに

珈琲豆

答えがあるわけではありません。

ただ、
珈琲がある時間を、
大切にしたいと思っています。

この文章は、
その気持ちを整理するために書きました。

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この記事を書いた人

自家焙煎の珈琲を通して、
人が少し立ち止まれる時間や、
ふと誰かと話せる場所をつくりたいと思っています。

父の退職、友人の悩み、
そして自分自身の子育てを通して、
「気軽に行ける場所」の大切さを知りました。

まだ形にはなっていませんが、
焙煎をし、珈琲を飲み、
考えながら、少しずつ進んでいます。

珈琲が、
それぞれの日常にそっと寄り添うものであれば、
うれしいです。

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